鈴木 創 Suzuki Hajime
1971年、東京都渋谷区出身・在住 Instagram
有限会社日本音響研究所 代表取締役・所長
学生時代は山梨県で育つ
13歳ごろから父の仕事を手伝う(1974年創業)
グリコ森永事件・大韓航空機撃墜事件・日本航空123便墜落事故などの音声音響解析
1993年 デジタル音響解析開始
甲府信金OL誘拐殺人事件
大阪連続バラバラ殺人事件
新宿歌舞伎町ビル火災
警察庁長官狙撃事件 携わった事件多数
2002年 アメリカボストンへ(イグノーベル賞授賞式に出席)「バウリンガル」株式会社タカラ
2012年 日本音響研究所の代表取締役に就任
2024年 著書出版『赤ちゃんのぐずり泣きが止まる本~けろっと泣き止む魔法のメソッド~』
酒場のための防災用電子メガホン「キコエール」リリース 株式会社ヤッホーブルーイング
2026年 高市早苗総理 誹謗中傷 オンライン会議の音声解析(週刊文春より依頼)
福岡県議会副議長2000万円授受問題の音声解析(西日本新聞社より依頼)
テレビ・ラジオ(エフエム東京など)・雑誌(AERAなど)出演多数
NHK「クローズアップ現代」
日本テレビ「月曜から夜更かし」
TBS「NEWS23」
フジテレビ「ホンマでっか!?TV」
テレビ朝日「報道ステーション」
2026年10月 NHK「すくすく子育て」出演予定
現在 小、中学校・高校・生涯学習センターなどで講演会を開催
防犯、防災関連でのご依頼お待ちしています。
しゃけ:
はじめさん、初めまして!お忙しいところインタビューに応えていただき、ありがとうございます。とっても面白いお仕事をされているのですね。
はじめさん:
こちらこそ興味をもっていただきありがとうございます。「音」の仕事をして40年です。音の仕事しかしたことがないまま40年です(笑)
ユニークな仕事ではあるとは思いますが、「面白いか」と聞かれたらどうでしょう。事件、事故関係の仕事も多いので、鬱々してくることもありますよ。
しゃけ:
極秘のお仕事というか、公にはできない内容も多いでしょうね。
はじめさん:
そうなんです。「何してるの?」と聞かれても守秘義務がありますし、具体的に話すことが難しい仕事をしています。ただ、解決した事件であれば、テレビや雑誌でも取り上げてもらっていることなので問題ないですよ。
しゃけ:
「声紋(せいもん)分析」というのはその人がその人であることを証明するということでしょうか。今はAIを使って声だけであれば誰かになりすますことが可能になってきたような気がしますがいかがですか?
はじめさん:
はい。少し前の機械音声でしたら、「はっきり見抜けます!」と言っていたのですが、これからは難しくなっていくでしょうね。AIのインフラ整備というか、AIとどうつきあっていくかも考えなければいけない時代に入っています。
声紋分析は、話者を識別するための重要な手がかりの一つとして使われています。最近は、高市早苗総理 誹謗中傷 オンライン会議の音声解析を週刊文春から依頼されたり、福岡県議会副議長2000万円授受問題の音声解析の依頼を西日本新聞社から受けました。
しゃけ:
おお。警察からの依頼を受けることもあるのですか?
はじめさん:
そうなんです。聞きたくない音や声をじっくり聞かなければならないので、辛い仕事でもありますね。ちょっと頭がおかしくなりそう・・・となった時は愛犬ではなくて、愛豚とじゃれあいます。

しゃけ:
!!豚さんを飼っていらっしゃるのですか?渋谷で?
はじめさん:
はい。家族として妻、母、息子、娘と一緒に暮らしています。今ちょうど6歳半で、60キロになりました。
以前は大型犬を飼っていたのですが、次は豚にしよう!と思ったきっかけは、ドラマの監修の仕事で緑山スタジオに行った時です。そのドラマは動物の研究所という設定で、いろいろな動物がいたんです。休憩時間にミニブタと触れ合ったらですね、ころ~んと寝転がってかわいくてかわいくて。でも、ミニブタは100キロくらいになるというのでちょっと無理そうだな、と思っていた矢先に、クラウドファンディングでマイクロブタのファームを作るというのを見つけました。それで出資をして、リターンでやってきたのが、当時、2キロくらいのBubuです。
しゃけ:
Bubuちゃん、車にも乗っていましたね。


はじめさん:
Bubuのインスタグラムもあるのでよろしくお願いします。13歳のころから父の仕事の手伝いをはじめてそのまま今に至るので、犬の散歩はずっと私の日課です。それが豚になったという感じで毎朝Bubuと散歩をしています。ビーガンなので犬よりにおわないですし癒されますよ。
動物や誰かのお世話をするのが好きなのかもしれません。息子が野球をしていたころ、野球少年たちのお世話をするのがとても楽しかったんです。私はまったく野球をしたことないのに、息子のおかげでユニフォームを着せてもらってチームの一員に。大向ベアーズではコーチの次に代表を務め、現在顧問をしています。渋谷区軟式野球連盟少年部では理事を4年間務めました。

しゃけ:
わー、素敵なパパさん。犬といえば犬語の翻訳機「バウリンガル」の開発もされたのですか?
はじめさん:
はい。私が30代のころですが、代々木公園に通って、4000頭以上の犬のデータを2年間集めて作ったのが「バウリンガル」です。犬語を人間の言葉に翻訳するという、世界で初めての製品です。おもちゃの部類ですけど。NHKさんの取材を受けて、それを見たCNNの方が「面白い!」と記事にしてくれて、なんと、イグノーベル賞を受賞しました。イグノーベル平和賞です。


しゃけ:
お写真ありがとうございます。ダルメシアンの着ぐるみ・・・はじめさんですか?
はじめさん:
そうです。ハーバード大学で行われた授賞式にダルメシアンで登場してみました。イグノーベル賞はお祭りのような明るい雰囲気だったので・・・まあ、ただの目立ちたがり屋なのかも?(笑)でもはじけるときは思い切ってやってしまったほうが楽しいですよね。
しゃけ:
お堅い真面目な感じだと思ったけど・・・実は?


はじめさん:
承認欲求高めでしょうか(笑)
しゃけ:
10月にNHKの『すくすく子育て』にも出演されるのですか?

はじめさん:
はい。2024年に、『赤ちゃんのぐずり泣きが止まる本~けろっと泣き止む魔法のメソッド~』という本を出版しました。動物の鳴き声の後は赤ちゃんの泣き声を研究したんです。子守歌のように沈静化して泣き止ませるバージョンと、驚かせるというか覚醒させて泣き止ませるパターンについて考察しています。

しゃけ:
事件の仕事に疲れて平和的な仕事へシフトしてきているのかしら。
はじめさん:
あはは。そうかもしれないですね。平和のために音を使いたい。防災メガホン『キコエール』も平和的な商品です。
居酒屋などでの“楽しい時間”に大きな地震が起きたら?ということを想定して作りました。酔っている人たちに伝わる伝え方、騒がしい酒場でどう命を守るか?というテーマで研究しました。


しゃけ:
すばらしい!まだまだ聞きたいことがあるのですが、今日はここまでということで。引き続きどうぞよろしくお願いします。