Mike Kinoshita （マイク キノシタ） TikTok instagram twitter
コンサルタント
英国通信社ニューヨーク本社で🗽長年勤務。
日米バイカルチュラルの強みを、日本の第一線のビジネスパーソンに伝えます。
「トップ グローバル 企業」での豊富なビジネス経験を活かし、 世界に通用する起業家へコーチング中。
しゃけ：
毎日午後3時と午後８時からのTikTokライブでコラボできて嬉しいです。英会話サロンもありがとうございます。
マイク：
こちらこそ、毎日刺激をいただいてありがとうございます。『星の王子さま』を日本語と英語で読むという企画楽しかったですね。幼少期を思い出しましたし、英語を使えて嬉しいです。今はデカルトの『方法序説』。毎回しゃけの奇想天外なコメントに関心しております。
しゃけ：
あはは。そして「クロスロード知識で遊ぶ」２回目の登場ありがとうございます。今回はマイクの病歴を聞かせていただきたいのですが、いかがでしょうか？前回のインタビューはこちらです。
マイク：「当時の高円宮殿下ご夫妻のご臨席を賜りました。高円宮殿下の美しいオックスフォード英語が耳に残っています。」
マイク：
いいですよ。今までは隠していたんですけど、しゃけと毎日話すうちにもう隠せないなと、観念しました（笑）
長年勤めた英国通信社を50歳で辞め、日本で自分の会社を作ってコンサルタント業をしていたのですが、仕事にのめり込みすぎて睡眠障害になったのが最初でしょうか。ワークホリックですね。エキサイティングな仕事の高揚感に中毒化したというのか、グラフが頭の中に浮かんできて、一喜一憂する毎日でした。
バイクに乗ったりプールに通ったり、サックス吹いたり、趣味もそれなりに楽しんでいたんですけどね。
ある日家で仕事中に倒れました。めまいがして立っていられなくなったので救急車を呼んでもらい病院へ。病名は「脳幹梗塞」でした。倒れて2日間は意識不明の重体。家族は「覚悟してください」と言われたそうです。
しゃけ：
！！生死をさまよったのですね？
マイク：
耳は聞こえていたんですよ。医療従事者のみなさん、何も反応できない患者にも会話は聞こえていますから注意してくださいね（笑）何を言われても体を使って反応できないだけで、頭の中では悔しい思いをしていました。
10日間は点滴で生き延びました。意思疎通は目を一回つぶったらYES、二回連続でつぶったらNoでした。医学に詳しい知人が「1秒でも早くリハビリを開始したほうがいい」と言ってくれたので、燃えてきました。
「このまま死ぬわけにはいかない！」ってね。
あとから聞いた話によると、自分のような患者はほぼ改善することがないらしいんです。医療関係者のみなさんが諦めかけている中で私は口を動かす練習をはじめました。思うように体が動かないのに涙は出るんですね。心が折れそうになって心療内科の先生にもお世話になったのですが「マイクさんは転んでもただでは起きない人のようだから大丈夫」と言ってもらえたことでやる気がでました。
口から生まれてきたと言われるほどおしゃべり好きなので、なんとか話せるようになりたかったです。
しゃけ：
今も体調が悪くても口は元気ですよね（笑）
マイク：
あはは。しゃけの口も元気ですね（笑）「MCIなのでは？」とたまに言われますけど、後遺症なので許してください。
救急車で運ばれてそのまま横浜総合病院に1か月間入院しました。そのあと麻生リハビリ総合病院に1か月入院させてもらい、リハビリを続けました。入院はどちらも1か月以上できないんです。それで自宅にもどり、理学療法士の方（整体）と言語聴覚士の方に1日おきに自宅に来ていただきました。
倒れてから3か月で話ができるようになりましたね。歩けるようにもなったので、車で自宅まで迎えにきてもらってデイケアに通い、スタッフの方たちとお話しすることでスムーズに話せるようになっていきました。
主治医（横浜総合病院の平元周院長）にはもちろん、たくさんの方々に長年大変お世話になっております。この場を借りてお礼が言いたいです。ありがとうございます。
そのあとは・・・がんが見つかったりして、大きな手術を2回しています。そしてコロナ禍になったので自宅に引きこもり生活になってしまって。病院以外の外出は10年以上していなかったんです。
しゃけ：
そしてクラブハウスでしゃけに出合う、と。
マイク：
そうですね。最初は年齢をごまかしていましたけど（笑）今ここではっきり言いますと、1950年生まれ、72歳です。親子ほど歳の離れたしゃけの冗談に突っ込みを入れられるほどに回復しました（笑）今は要介護２になりました。
ここまで回復できたのは明らかに妻のおかげです。よくこんな自分を見捨てずにいてくれるなぁといつも感謝しています。結婚して40年以上ずっと陰で支えてもらっています。ありがとうございます。
しゃけ：
わあ、素晴らしいですね。仲良し夫婦、尊敬です。
マイク：
若いころの自分はとても傲慢でした。弱い人の気持ちは全く考慮せずに自分の仕事に夢中になっていたし、妻ものことも置き去りにしていた時もあります。病気になり超弱者に自分がなったことは運命というか、必然だったかもしれません。
病気を知って、老いを知り、老いてなお人生を楽しめることを知りました。今「生きていてよかった」と心から思っているし、周囲のみなさんの手助けのおかげで生きさせてもらっていると感謝しています。
この自分の体験がもし誰かのお役に少しでも立つのなら嬉しいです。
しゃけちゃん、Mikeさん。素敵な記事を見せていただき感動しています。Mike andしゃけ
の掛け合いが息ぴったりで、
Mikeさんの魅力をここまで引き出したしゃけちゃんの
能力に尊敬と感謝です。
私は天然なのでずれちゃってこんなに上手くキャッチボールできないなぁ。しゃけちゃんと初めて会ったのは森澤さんのルームでしたね。今でも覚えています。わたしの大切な、生き方として、誠実な態度というのがあります。たとえどんな相手でも見下したりせず、嫌な態度をあらか様に表さない。まずは相手のことを知ろう、知りたいとおもって接すること。Mikeさんと初めてお話したのは女性のための相談部屋でした。Mikeさんは丁寧にきいてくれたので
とても嬉しかったです。
マイクさんは才色兼備のルームで
有名な女性のインタビューをされていた頃です。でもね、あまりにもまいくさんの経歴が立派なので、気を遣っていました。しゃけちゃんは等身大の人としてのマイクさんに自然体で会話していてかっこいい自立した女性とおもいます。憧れますわ！
これからも色々刺激をうけながら私もかっこいい大人になりたいとおもいます。
かよさん、嬉しいコメントありがとうございます！泣ける～！かよさんとは森澤さんのおルームで会い、マイクとはかよさんのルームで出会ったしゃけです。
なんだか奇跡を感じますね！素敵なご縁をありがとうございます。こちらこそ刺激を受けていますよ、いつも一生懸命なかよさんを尊敬しております！
佳代子さん
素敵なコメントをありがとうございます。 沙紀に出逢えたのは、佳代子さんのおかげです。
心から感謝しています。 今後もよろしくお願いします
沙紀へ：素晴らしい記事を書いていただき、喜びの言葉が見つかりませんでした。
沙紀と出逢って三ヶ月半。あっという間の日々でした。今日のマイクが在るのは
沙紀のおかげです。 お礼第一弾は、ここまでにいたします。
こちらこそ、貴重なお話とお写真をありがとうございました。本当に充実した日々です。泣いて笑って笑って笑って英語が上達して、自己肯定感マックスです。ありがとうございます。
第一弾の誤りを訂正してお詫びします。
「喜びの言葉」 ではなく、「お礼の言葉」が見つからなかった、マイクです。
Saki: I would like to show my deepest appreciation to you from the bottom of my heart!
I almost cried when I wrote it.
こちらこそ素敵な時間をありがとうございます。
沙紀のおかげで、心身共に、とても楽になり、毎日が楽しくなって来ました。生き延びて良かったと、心から思います。2月14日に、沙紀に出逢えた奇跡に感謝しています。
私はマイクのおかげで優しくなったような気がします（笑）お互いの欠けている部分を補えているのかもしれませんね。その喜びに感動です！
沙紀へ
私の人生は、2023年2月14日以前と、2023年2月14日以降で、大きく変化しています。 これは、 B.C. とA.D. 位の違いが、私には、感じられます。
キリストか！（笑）本当ですか？嬉しいです。明日はデカルトの「方法序説」楽しみにしています。